【団役員コメント:斉木ゆかり】
皆様、今日から2022年度研修航海日誌が始まります。日誌の最初のページに登場するのは第33回団役員、第38回副団長、そして52回目団長の斉木ゆかりです。私たちは3日間の事前研修を経て出港式を迎えることができました。マリンビルで宣誓を誓った矢野朝子学生長は昨日行われた選挙で決定しました。彼女はその後一晩で出港式における宣誓文を作りました。そして、今日、会場に響いた彼女の声とメッセージは私たちの心に染み入りました。会場では松前理事長、山田学長の励ましのお言葉をいただきました。心からお礼申し上げます。出港式後、私たちは望星丸と陸の間に作られたアーチ型の紙テープの虹とその向こうの家族や大学関係者に手を振って、第一寄港地である小笠原を目指して出発しました。まるで私たちを試すかのような大きな波も、準備していた固縛(こばく:荷物が倒れないようにロープで固く縛る)のおかげで、怪我もせず、船酔いは気合いと酔い止め薬で乗り切っています。どうぞこれからの30日間、毎日HPを更新しますので、私たちの様子にご注目ください。
【9班コメント】
金子もも
研修航海1日目!ついに出港しました。出港式では、多くの方から見送られ、期待の言葉を頂きました。ありがとうございました!そして、お父さん、お母さん、妹、このHP見てますか?私は元気に過ごしてます。が、船酔いがすごいです。でも、30日間、たくさん学び、色んな人と関わり、楽しんで来ようと思います。改めて、いってきます!!!
植松菜々子
研修航海1日目です。今日は出港式と登絃礼を行いました。出港式では、学生長のすてきな宣誓を聞き、いよいよ1ヶ月がスタートするのだと感じました。登絃礼では見に来てくださった方とテープを投げ合い、陸地に別れを告げました。出港後、海を眺めていましたが、波が強く揺れに耐えられなくなり、現在ベッドの上でこの文章を書いています。メンタル面もこの1ヶ月で強くなり、1か月後、成長した自分に会いたいです。研修学生84名全員で必ず横浜へ帰ってきます。
久保島奈那
研修航海1日目、朝から雨が降っていて点呼は学生食堂で行いました。その後は出港式の準備をし、正装で会場に向かいました。想像よりも多くの来賓の方々が来ていて改めて身を引き締めなければいけないと思いました。出港式後は登絃礼を行い、テープを岸壁側に投げました。海側から見る景色は凄かったです。出港後は揺れが凄く、ダウンしていました。今は元気になってきたので、これからの航海が楽しみです。
北川七光
昨日は波が荒れ、私の班は皆酔いと闘い、皆で励ましあっていました。私自身も5回ほど吐きやっと朝いつもの体調に戻り、皆と喋れるくらいの状態まで戻ることができました。私は今までに2泊3日で望星丸に乗ったことがありますが、ここまでの揺れを体験したことはありませんでした。これ以上の揺れを受けても大丈夫だと思いました。