航海日誌

【団役員コメント：鳥居徹也】
まだ薄暗い午前6時30分、点呼・体操が甲板にて行われた。その後の朝食の準備や片づけも随分と手馴れてきた感がみられる。が、決して手を抜いているわけでもない。とてもスムーズに思えた。これも学生長・副学生長を中心に研修生で調整した成果であり協力体制やシステムが完成へと近づいている証でもある。同時に研修生がこの研修航海の中で成長していると実感した。朝食後、間髪入れずに登舷礼。本日午前8時、石垣島を出港、石垣での研修を終え、疲れをやや残しつつも次の寄港地「種子島」へと向かう。今日の海は快晴、とても穏やかで望星丸に大きな揺れもない。到着は3/8（水）午前10時を予定している。数日間の船旅の予定であるが小笠原－石垣島の航海を乗り越えた研修生であれば、なんら問題はないと思われる。出港後、午前中に英語講座・洋上講座が開かれた。午後からはエンジンルームやブリッジ見学、サンセットや星天観測とゆったりとした最高のひとときを過ごす。

【9班コメント】
北川七光
今日は朝から出港し、石垣島を離れました。石垣は観光スポットが沢山ありとても楽しいところでした。日に日に生活班のみんなの絆は深まり、かけがえのない存在になりました。私はみんなの事がとても大好きです。何故ならいつも優しく心配してくれて面白いからです。例えるなら家族のように誰1人として欠けてはならない存在になりました。寄港地があと4つになり終わりが近づいている事が少し寂しいです。残りの時間に悔いが残らないよう過ごしたいです。

金子もも
遂に研修航海も折り返してしまいました。正直、船に乗っている時間の方が長すぎて実感がありません。小笠原と石垣島で見た海は穏やかで綺麗なのに、航行中の船は狂暴過ぎて綺麗とは言い難いです。同じ海とは思えません。人間みたいですね。でもその分、みんなと協調性が高まった気がします。これからの航海も楽しみます！

滝澤星凜
今日は石垣島を出港しました。石垣島は2日間しかいませんでしたが、透き通った川平湾や歌を歌いながらゴミをバケツリレーしたビーチクリーンなど、盛りだくさんの2日間でした。何より、研修中に友達になったメンバーで石垣島をまわれたことが1番楽しかったです。船内は限られた空間ですが、たくさんの出会いがあります。研修が終わっても、この研修で出会った仲間と会いたいと思いました。残りの研修も頑張ります！

久保島奈那
小笠原、石垣と2つの寄港地を経て様々な経験を得ることができました。小笠原では自然と触れ合い綺麗な海や星空を見ることができました。特にナイトツアーで見たオガサワラオオコウモリは「ダーウィンが来た！」に提供できるほど良い動画を撮ることができました。石垣では綺麗なことだけでなくビーチの現状や忘れてはならない負の遺産などの一面も見ることができました。これからの航海も様々なことを学びながら自分の知らない日本の一面を学んでいきたいと思います。

植松菜々子
私は今、何を書けばいいかわからず「フロリジナル」を歌いながら考えています。今日は原木先生の洋上講座がありました。先生のことをよく知らなかったので、材料のことや宇宙の話、カメラの話など趣味の話をしてくださいました。自分の趣味や好きなこと勉強していることと共通点が多くあり、残りの時間で話せることを楽しみにしています。小笠原、石垣ではグループ研修がとても楽しい時間でした。仲間と素敵な景色を見るだけでなく、たくさん話をすることができました。貴重な残りの時間を大切に過ごしていきたいです。

泉媛香
今日は石垣島を出港しました。石垣島は寄港地の中で私が1番楽しみにしていた場所でした。石垣島に降り立った瞬間、暖かい気温と青い海に囲まれ、沖縄の雰囲気を感じました。川平湾という美しい海の景色を見たり、シーカヤックのナイトツアーに参加したり、本場のサーターアンダギーを食べたりしました。滞在2日間では満喫できなかったので、また石垣島に行きたいと思います。これからの研修航海は寄港地が続くので、より一層楽しみです。