【団役員コメント:原木 岳史】
石垣を出港して2日目、波は穏やかで、晴天。これまで波に苦しめられてきた私をはじめとした船酔い仲間も比較的に動けている。午前は洋上卒業式準備、リハーサルを実施。洋上卒業式は、晴れていれば後部甲板、雨であれば学生食堂で実施する予定で、一つ一つ丁寧に立ち位置や、進行、レイアウト等の確認が行われた。
休憩時間には、後部甲板にネットが張られたこともあり、サッカーやキャッチボール、縄跳びなどを楽しむ学生たちが見受けられた。
また、望星丸のまわりでは、しばしば、イルカの大群が現れ、船内放送が入ると、一斉に外に出て、撮影大会が始まった。さらには、種子島に向かっているということで、H3ロケットが打ちあがる際には、船員さんのご厚意で、ブリッジに入れてもらい、打ち上げの中継を流しながら観測していた。しかし遠すぎで見ることはできなかったが、みんなでカウントダウンするなど盛り上がっていた。また、改めて地球が丸いってことを実感した。
午後からは、寄港地調査(八代、広島)の発表が行われ、積極的な質疑もなされた。その後、船内の生活しているエリアの隅々まできれいに大掃除が行われた。明日は、第3の寄港地、種子島に入港です。学生たちも夕方からグループ別研修の準備で一緒に研修する仲間を見つけ計画をたてていた。いい研修になるよう願っている。
【13班コメント】
矢野朝子
本日は、研修17日目!1週間の船生活を終え、石垣島を出発し、ここから一気に沢山の寄港地を周ります。研修メンバーも段々と船の生活に慣れてきました!私は学生長という立場にいます。この船にいる全員が心地よく、楽しく残りの2週間を過ごせるように、頑張ります。
御子柴夏希
楽しい!今、現在研修航海17日目の感想はこちらです。すぐに研修学生メンバーとも仲良くなり、とても楽しい毎日を送っています。怪我もなく、皆健康に過ごしています。船酔いはまだあるけれど、だんだん慣れてきました。天気が良い日は甲板に出たり、海ではイルカの大群にあったり、エンジンルームを見学したりなど陸の日常では味わえない体験をたくさんしています。この日々に毎日感謝して、残り2週間を全力で過ごしたいと思います!楽しむぞ!
浅沼 悠
30日間にわたる研修航海も、今日で17日目となりました。2つ目の寄港地研修を終え、改めて仲間たちと充実した日々を過ごしているのを感じています。最近は波が比較的穏やかになって後部甲板に出られることが多くなり、日中に運動をしたり、夜は星空観測をしたりと活動の幅が広がったことが嬉しいです。残りの日々も研修学生同士で助け合い、成長しながらより充実した研修航海を作りあげていきたいです。
池田 真依
研修航海が始まってからもう17日がたちました。日にちと曜日感覚が狂って、昨日のことが昔のように感じます。船上レクも無事に成功で終わり、たくさんの人と交流が出来ました。また、小笠原・石垣島に訪れ、それぞれの寄港地の文化・自然環境を実際に肌に触れ、野生のイルカやクジラ、魚やカメを目の前で見られたことに感動しました。そして、甲板に寝そべって星空観測で行い、普段見えない星まで見られて、心がきれいになりました。
アハメド アティラ
勉強、クラブ、寄港地研修。たくさんのイベントが始まった。毎日新たな発見をする。新たな出会いもある。さまざまな世界観を知ることができてとても楽しい。すっかり船酔いにも慣れた。今日は真っ赤な月がお出迎え。朝からワクワクしてきた。では、昨日の成果を最後に。アンニョンハセヨ! チョヌン アハメドアティラ イムニダ。 チョヌン イ シブ サルイムニダ。 アンニョン~!(こんにちは!私はアハメドアティラです。私は20歳です。バイバイ!)
木村晴海
本日は朝焼けがとても綺麗で、これから見えなくなるであろう満月もこんがりきつね色になっていて大変見事な景色であった。甲板に出られなかったことが悔やまれる。前回のHPの投稿から約二週間が経ち、改めて過去の文章を見返してみた。だいぶ死にかけであった。そして今はというと、過去の自分が見れば鉄人とドン引きされてもおかしくない程船酔い知らずになっている。慣れとは怖いもので、二週間前は食べ物が中々喉を通らずこのままガリガリになるのではと心配していたのに、今ではがっつり三食おまけにお菓子と着実にメタボへの一途をたどっている。ご飯美味しい。小笠原から石垣島までの約一週間海上生活は確実に私達を強くしたと思う。研修航海も気付けばもう折り返し地点。残りの日々を大切に過ごしていきたい。