望星丸
■安全対策(ハード面)
望星丸は、第1種船(国際航海に従事する旅客船)として、国土交通省より、船舶安全法上の検査を受けています(毎年第一種中間検査、5年に一度の定期検査、船体、機関、その他あらゆる設備が検査されます)。
■安全対策(ソフト面)
1993年、IMO(International Maritime Organization:国際海事機関)により、ISMコード(International Safety Management:国際安全管理規則)が採択され、SOLAS条約
(International Convention for the Safety of Life at Sea:海上における人命の安全のための国際条約)にとりいれられることが決議されました。東海大学では、それに基づき、1998年、「海難を防止するためには、船舶だけではなく陸上の管理部門を含めた全体的な取り組みが必要」と判断し、SMS(Safety Management System 安全管理システム)を作成し、運用しています。国土交通省から、陸上部門は毎年年次検査と5年毎の更新検査を、船舶は2年半毎に中間検査と5年毎に更新検査を受検し、合格しています。
また外国の港に入港した時は、不定期にPSC(Port State Control:寄港国による監督)の安全に関する検査も受けます。