【団役員コメント:森下 達哉】 第54回の海外研修航海では、研修団学生93名、団役員10名が参加します。望星丸での出港前3日間の事前研修を経て、103名全員が無事出港を迎えることができました。出港式には来賓の方々をはじめ多くの皆様にご参加頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。出港後しばらくするとイルカの群れ遭遇したため、デッキ上から見ることができた学生達は大喜びでした。昨年、一昨年の研修航海と比べると海況に恵まれているようで、11日夕食時には7割程度の学生が学生食堂に顔を出していました。54回の研修学生は元々たくましいのかも知れません。明日は講座などは行われず、1日船内生活に慣れる日となります。 航海は順調に進んでいます。引き続きご支援よろしくお願い致します。
【生活班コメント】 脇田 知輝 今日は事前研修を終えて、いよいよ大海原へ旅立ちました。僕は船に乗って長距離を移動した経験がなく最初は船酔いなどが不安でしたが、乗ってみると案外大丈夫だったみたいで、全然平気でした。そして、清水から出航してすぐにイルカの群れを見ることができ、幸先の良さに喜びを感じました。この航海が幸運と共に進むことを願っています。
岩本 真弥 本日、ついに出航日を迎えました。登舷礼では皆でテープ投げ、陸上の関係者の方々にしばらくのお別れを告げました。汽笛の大きな重低音が腹の底にドーンと響くと、浮かべていた笑顔もどこかしんみりして、胸の中に密かな決意が生まれてきました。この航海に参加し、ましてや副学生長の役職に挑戦したからには、「一皮も二皮も向けた姿で戻ってこよう」と、思いました。出航してしばらく経った頃には、イルカの群れを生で見ることができました。歓迎されているようで嬉しい反面、船酔いしない彼らが少し羨ましかったです。
舟山 結季 3日間に及ぶ直前研修も終わり、いよいよ海外研修航海が始まりました。出港式では紙テープを1人2、3個持って岸に向かって投げました。いくつものカラフルな線で陸と船上が繋がり、その景色はまさに壮観でした。船内の揺れは自分の想像していたものより大きく、衝撃を受けました。残りの32日間、より多くの経験を積めるように、班目標の「one day one try」に励み、頑張っていきたいです。
泉谷 豊貴 今日はついに出航の日。参加者の中には初めて船に乗る人が多いとのことでしたが、無事出航できました。全員、今日から始まる研修航海を、より高い緊張感で迎えることができたと思います。また、船酔いによりダウンしてしまう人が続出するのではないかと懸念していましたが、健康リーダーとして全員に酔い止めを飲ませたので、被害者が少なく済んで安心しました。
徳田 朝飛 今日私たちは3日間の事前研修を終え、小笠原に向けて清水港を出発しました。駿河湾の航行中にはイルカに遭遇し、仲間たちと談笑しながら海を眺めて過ごしました。しかし夕方ごろには船酔いで倒れる仲間を介抱する姿も見られ、事前研修で培われた絆が試されるときでもあると感じました。32日間を共にする仲間として、小笠原に行くまでの間も支え合いながら頑張っていきたいです。
田中 貴也 今日から本研修です。出港式で親や多くの方々から激励のお言葉を頂き、改めてこの航海で何か自身が成長したと思えるような行いをしていく必要があると思いました。出港の際には、母が私たちを、目を赤くしながら見送ってくれたことが印象に残っています。出港してからは、1~2時間で次第に揺れが大きくなりました。夕食ごろには酔う者も出はじめ、私もそのうちの一人だったのですが、どうにか夕食を食べきり、居室内で休息をとることにより回復できました。まだ不安も多いですが、自身と班の目標を胸に、仲間と共に励んでいきたいです。
片岡 陽 清水の見送りの人たちとの別れを惜しんだ後、望星丸が出向し本研修がついに始まりました。途中で、見えていた陸地が次々と遠ざかり望星丸の力強さを体感しました。 また、途中でイルカの群れを見ることが出来てこれからの航海が楽しみになりました。僕は、普段乗り物酔いはしないのですが段々と揺れが激しくなり酔ってしまいした。こういった苦労も普段では中々味わえないことなので、経験の一つとして楽しんでいきたいです。
13班全員集合
出航式に向けて
行ってきます
洋上でまったり
暇つぶし