【団役員コメント:守屋 沙紀】 本研修17日目。午前中は機関長講座とEnglish講座、午後は望星丸調査が実施されました。望星丸調査では、学生が事前に質問を考えたうえで調査を行い学びが深まったと思います。 寄港地2か所が終了し、学生も疲れが出てくる時期です。食事、休息を十分にとり次のパラオに向け体調を整えていきましょう。
【生活班コメント】 越智虎太郎 今日は機関長講座、英語レッスン、望星丸調査にPCCシンポジウム準備と予定の多い一日でした。その中で最も印象に残ったのは機関長講座と望星丸調査でした。望星丸調査で私の担当は機関部でした。機械系に興味がある私には講座も望星丸調査も非常に楽しい一日でした。望星丸の機関部は、船体に対しコンパクトにまとめられており、様々な工夫がなされています。スクリューには可変ピッチ機構が採用されています。望星丸の機関部は、まるで万能ナイフのように思いました。
中尾吏玖 パラオまで残り5日、日々波と雨が続いています。ポンペイを出港してから2日が経ち、私は毎日船酔いと闘っています。午前中は船酔いが酷くなかったため、機関長講座を受けました。普段見ることのない望星丸の心臓部について知ることができ、とても面白かったです。その後、お昼ご飯を食べられないほど船酔いが酷くなってしまったので、スマホで今まで撮った思い出の写真を見て気を紛らわせていました。陸にいる間は元気なので早くパラオに着いて欲しいです。2日後は天気が荒れる予報になっているため覚悟しておきたいです。
岩山彰真 今日は、午前中に2つの講座がありました。1つ目は、望星丸の機関長岩本芳明さんの講座でした。機関士は、エンジンや電気、造水、下水など望星丸のインフラを整備しています。あまり聞くことがない機関部のエンジンやプロペラ、機関部乗組員の仕事について知ることができました。2つ目は、ラリー先生の語学に関する講座でした。英語で自分が好きな物事を相手に「聞いたことありますか?」や「好きな物事についてどう思いますか?」と質問をする内容でした。今日習ったことを5日後のパラオで現地の人に質問してみたいと思いました。
相川登 本研修も17日目となり、32日間の航海も折り返しとなりました。今日は、望星丸調査で事務部と司厨部の調査を行いました。調査では、事務部には具体的にどのような業務を行っているのか、航路計画はどのように決めているかなどを、司厨部にはどのような調理器具を使用しているのか、食材はどのように保存しているのかなどを、事務長と司厨長に直接聞きました。どれも機会がなければ聞くことのできない内容だったので興味深く楽しかったです。
松永航太朗 今日は機関長講座と望星丸調査がありました。 機関長講座では機関部の仕様や、日常の業務などを教えていただきました。機関長のお話では、減速機のギアは最大で2.4トン、最小でも800キログラムで、それが16個ほどあるということに驚きました。 望星丸調査では、私は航海士の方にお話を伺うことが出来ました。普段関わることのない職業のお話は貴重で、とても有意義な時間でした。お話を伺った航海士の方は地球を丸いと思ったことはないそうです。果たして地球は丸いのでしょうか。
横須賀靖就 今回私が興味関心を持った授業は、ラリー先生の5回目の英語講座です。特に面白いと感じたのは、私たちが思っている英語の表現と、英語圏の人たちが認知している英語の表現との違いです。ワンピースを知っていますかと聞きたい場合、Do you know One-piece? と表現してしまうかもしれませんが、英語圏の人たちの認識では、ワンピースに会ったことがありますか?となってしまいます。正しい表現は、Have you heard of One-piece?です。私達の思っている英語の表現と英語圏の人達の英語表現の認識の違いが、誤解を生む原因になるのだと実感できるような授業でした。
内田旺輔 今日は午前に機関長講座がありました。この講座では、機関部の仕事や、船がどのようなエンジンを積んでいて、どのような整備がなされているのかについてなど、詳しく説明を受けました。改めて、この研修航海が安全に運行できていることのありがたみに気づく良い機会になりました。また、午後の望星丸調査は雨の中で行われたため、服が濡れながらの作業で大変でしたが、甲板にあるクレーンやロープに実際に触れて調べることができ、非常に興味深かったです。
機関長講座
English Class
望星丸調査「機関部」1
望星丸調査「機関部」2
望星丸調査「機関部」3
望星丸調査「事務部」コンベンションオーブン
望星丸調査「甲板部」