【団役員コメント:鳥居 徹也】
研修7日目、小笠原出港翌日。昨日の出港から間もなく船は大きく揺れ始めた。この荒波は、多くの学生・団役員に船酔いを予感させた。しかし夜が明け、清々しい朝を迎えた点呼・体操には、学生74名、団役員9名が集まり昨夜の不安は払拭された。徐々にではあるが、船酔いに対する耐性を身につけている様相が見られる。本日から洋上講座が始まる。最初の講義は語学。ボブ団役員の明るい講義展開に楽しそうに受講していた。その後も、高木団役員による「救急医療と災害医療の看護」では、普段見聞きすることができない救急医療の実態について紹介が行われ興味深く話を聞いていた。次に私の「医療の発展と医療機器の発展」の講義で本日の洋上講座は締めくくられた。午後からは各種ミーティング、各種洋上クラブが行われた。船上という限られた空間を有意義に過ごすため、学生自身が考え行動する姿を目にすると、わずか数日間ではあるが参加学生一人一人の成長が垣間見える。
【5班コメント】
竹屋翔
今日は救急救命のドクターヘリや東海大学付属病院の看護師の仕事についての講座を受けました。今では年間200回以上もの出動など、救急医療の発達と携わる人達のおかげで阪神・淡路大震災以降で救える命が増えていることが素晴らしいと感じました。
畑埜空以
今日は小笠原諸島の父島を出港してから丸一日くらい経った。波の揺れにも慣れてきたのか夕飯も沢山食べられたし、船酔いしにくくなってきた気がする。船の進路も見たら沖縄とは真逆の方向へ向かっていたので最短距離で進んでほしいと思った。早く石垣島に着いて欲しい。
藤井優斗
今日は小笠原を出港してから2日目でした。清水―小笠原間と比べて、船内の環境にも慣れてきて船酔いすることも無くなってきました。今日から始まった洋上講座では、異なる学部・学科の先生から自身の専門分野や経験など色とりどりの話を聞くことができ、とても充実した時間を過ごすことができました。
工藤慎一朗
他の班では船酔いでダウンしていく人が増える中、自分たち5班は船酔いのダウンがいないで活動に制限が無いのが非常に幸運だと思いました。この縁を大事にしたいと思いました。
山中慶梧
今日は、出港して初めてのクラブ活動がありました。悪天候に見舞われ、なかなか実施することが叶わなかったため、嬉しく思いました。船が動いている中、船の甲板で運動するという貴重な体験が出来ました。活動内容は、ミッド打ちでした。みんなの日ごろのストレス発散する絶好の機会になりました。今後の活動も楽しみです。
角張礼恩
本日は寄港地調査のパワーポイントの最終まとめを行いました。調査メンバーの名前やそれぞれのタイトル作りなどを作りました。それぞれのメンバーと相談し、背景の写真と合った文字の色やサイズを考えるのが意外と難しかったです。