【団役員コメント:松前 義治】
研修航海の3分の2が過ぎることとなる本日は、『くまもんポート八代』入港で始まった。入港セレモニーでは、付属星翔高校の吹奏楽部の素晴らしい演奏や、スペシャルゲストとしての『くまもん』登場などもあり、研修学生たちは大いに盛り上がっていた。その勢いのまま向かった震災遺構『旧東海大学阿蘇キャンパス』では、ガイドの情熱溢れる解説もあり、歴史・地形・防災などについて幅広く学べた。地震被害の凄まじさに驚嘆する学生もいたようだ。その後、草千里に向かった。野焼き後の黒茶色のカルデラは、夏の緑煌めくカルデラとは異なった趣のある光景であった。1000年続く文化が背景にあることを考えると、少し壮大な気分にさせられた。完成間際の臨空キャンパスを横目に熊本市内に向かい、各自で夕食を取り、その後帰船した。タイトスケジュールを乗り切った学生たちが、疲労と満足の顔を浮かべながら各居室に散っていった1日であった。
【8班コメント】
藤田騎匡
キャンパスのある熊本に入港し、熊本星翔高校吹奏楽部による盛大且つ圧巻の入港セレモニーに参加。ゲストとしてくまモンも参加し、よりよい時間となりました。午後には地震により甚大な被害を受けた旧東海大学阿蘇キャンパスを見学し、当時の地震の規模、恐ろしさを肌で感じた。
森田晃大
熊本1日目の今日は忙しくグループ研修の時間が1時間もありませんでした。そのため、熊本市内を散策する班や全速力で食事をする班など思い思いの時間を過ごしていました。私は馬刺しを食べに行きましたが、味を感じる間もなく食べてしまいもう一度食べたいと思ってしまいました。
深澤治希
今日は4か所目の寄港地熊本に到着しました。港に着いたときは地元の高校生やくまモンが盛大に出迎えてくれてとても嬉しかったです。研修では旧東海大学阿蘇キャンパスを訪れました。熊本地震によって崩れかけている校舎を見て、地震の恐ろしさを実感しました。
高松瑞穂
寄港地八代の一日目。入港セレモニーではくまモンがお出迎えをしてくれた。阿蘇実習フィールドでは熊本地震の遺構を見た。断層の上にキャンパスが位置しており、実際に断層も確認することができたすでに解体されている箇所もあり、当時はすさまじい光景だっただろうと感じた。
丹野輝
今日は東海大学の旧東海大学阿蘇キャンパス地震遺構も見てまわりました。自分からするとつい最近の出来事のように見える熊本地震。それが約七年前の出来事とは到底思えませんでした。実際に崩壊しかけていた建物を見て当時の恐ろしさを感じることができました。
前田貴生
今日は、寄港地4つ目の熊本県八代に入港しました。入港してまず旧東海大学阿蘇キャンパスに行き熊本地震の恐ろしさを感じた。その後に草千里に行きました。ちょうど野焼きをしたばかりで、真黒な野原が広がっていた。黒い野原でも美しかった。