【団役員コメント:田巻以津香】
いよいよ2022年度研修航海が始まりました。3年ぶりに紙テープが舞う中、無事に清水港を出港できたこと、大変うれしく思います。ここまで多くの支援をくださった皆様に、まずは御礼申し上げます。団役員チームは初めて顔を合わせた昨年7月からたくさんの話し合いを重ねて準備を整えてきました。あとは研修学生の皆さん一人ひとりの力でこの航海を作り上げていくことになります。2月16日からの事前研修では既に研修学生全員に大変積極的な姿が見受けられ、頼もしく思いました。望星丸はさっそく強い風と高い波の洗礼を受けています。特に昨夜は乗組員の皆さんですら「久しぶりに揺れた」と表現するほどの揺れでした。そのような状況のため、体調を崩す学生も続出でしたが、比較的揺れに強かった学生たちが他の仲間を献身的に支える姿があちらこちらで見られ、既にチームワークも育ち始めていると実感しています。きっとこれからも数々の困難が待ち受けていると思いますが、この84名なら大丈夫であると確信しています。仲間と過ごす時間を大切に、素敵な30日間を送ってほしいと思います。全員で横浜へ帰ります!明日からの航海日誌も楽しみにしていてください!
【6班コメント】
大川祐平
研修2日目。太平洋を航行中です。昨夜が一番揺れていて班員全員がダウンして、船旅の本気を体感させられました。とは言え身体も徐々に慣れてきているようで少し楽になりました。先行きが不安ですが、何とか体が慣れ、地上と変わらない生活を送れるとよいです。
古川渓人
今日は1日酔っていたので何もできなかったです。昨日は何も食べられずにいたので夕食がとてもおいしかったです。ずっと寝ているのも良くないので体を動かそうと思いましたがだめでした。あぁ辛い。
篠崎渉牙
今日は1日ほとんど寝ていました。ここまで、寝ていたのは、今までほとんどないように感じるので、なかなかない体験だなと思いました。
淀谷悠介
僕はこの研修航海に参加する前はとても不安でした。でも、いざ参加するとみんな親しみやすく、とても安心しました。特にみんなでやった大富豪はとても楽しかったです。でも、船が出港すると海は大荒れで初日から先が思いやられますが、困難を全て乗り越えてこの研修航海を良いものにしたいです。
中村範惟
自分の家は飲食店でご飯は黙って座っていれば目の前に出てくるし、新宿に住んでいることもあって交通の便もよく、家の周りにはさまざまな施設もあります。親にはやりたいことをやらせてもらい、生まれてから甘えてばかりの生活をしてきました。そんな自分は今回この航海研修を通じて仲間たちと共に助け合い、自分たちで考えて約一ヶ月間を過ごし、自分で率先して行動していこうと思います。人にやってもらえて当たり前という甘い考えで生きてきて、自分にとっては船で寝るというのも過酷に感じますが、精一杯仲間たちと頑張っていこうと思います。
坂本陽治
私は今回の研修航海で「挑戦すること」をテーマにします。事前研修で学生代表に立候補する人や食当をすすんでする人など、主体的に物事に取り組む人たちを目にしました。そんな研修生のみんなと自分が成長するために多くの事に挑戦していきたいと思います。