【団役員コメント:稲垣花菜】
研修航海27日目、今朝起きると、学生食堂のホワイトボードに大きく、帰港式まであと3日と書かれているのを発見。ついに横浜帰港までのカウントダウンが始まった。送別パーティーの準備が着々と進められ、帰りの荷物をどうするかといった話題があちこちで聞かれるようになってきた今日この頃。寂しいような、感慨深いような、しみじみとした気持ちに合わせるかのように、今日の天気は曇り時々雨。
薄暗く少し肌寒さを感じる朝だったが、今回も後援会の皆様をはじめとする多くの方々のあたたかな出迎えを受け、最後の寄港地である新宮に入港した。
入港後は2グループに分かれ、本宮大社と熊野古道、太地町と那智大社をそれぞれ訪れた。日本の信仰文化と自然が融合した神聖な雰囲気に、今日のあいにくの天気もなんだか意味があるような気がした。とはいえ、雨の中長い距離を歩いた学生たちはさすがに少し疲れた様子。今日はシャワー全員許可の日。シャワーを浴びてよく休み、残りの日々も全力で駆け抜けてほしい。
【6班コメント】
大川祐平
今日は熊野古道を歩きました。道自体が世界遺産に登録されているのは世界に二つだけで、日本とスペインだけだそうです。本来は道普請と言われる我々が通る道を新たな土で修繕する事が出来たらしいですが、生憎の雨でしたのでやりませんでした。また来たいです。
古川渓人
熊野古道は生憎の雨となってしまいました。世界遺産なので楽しみにしていましたが、靴と服が汚れて大変な目に遭いました。沢山の世界遺産を巡ってきましたが、雨になったのは初めてなので雨もまた良いと感じました。明日からサウジアラビアG Pです。楽しみですね。
中村範惟
熊野古道での道普請体験。世界遺産の道を修理する体験を楽しみにしていました。しかし、生憎の雨で道普請体験をしても埋めた土が雨で流れてしまうため体験が中止になってしまいました。それがとても残念でしたが、雨の中で歩くことは大好きで、さらに世界遺産の熊野古道を歩けたのでいい体験ができました。
坂本陽治
今日は研修航海最後の寄港地である新宮に上陸しました。捕鯨の発祥の地に行きました。捕鯨は現代の社会問題ですが、自分の関心が足りないことが今回の研修でわかりました。研修航海が終わった後に自分の学びを広げられるように明日も貴重な経験にしたいと思います。
篠崎渉冴
今日は新宮で研修をしました。私はBグループだったので、水族館に行きました。その前に、捕鯨の歴史について学んだのですが、そこで1800年の人口が多い都市ベスト10に江戸、大阪、京都が入っていることに驚きました。その当時から、日本は人口が多かったのだと、興味深く、とても印象に残りました。また、印象に残ったことはもうひとつあり、イルカのショーがとてもよかったと感じました。