ご挨拶
第53回海外研修航海研修団 団長
東海大学経営学部経営学科 教授
八木 英一郎
行こう太平洋 きっとなにかがある
第1回海外研修航海からのべ3000人以上の学生が参加してきた歴史と伝統をもつ東海大学独自の教育プログラム「海外研修航海」が、コロナ禍による2年間の中断、そして昨年の国内を巡る研修航海を経て、今回「第53回海外研修航海」として本格的に復活します。
今回の航海は、「行こう太平洋 きっとなにかがある」のテーマの通り、清水港を出港し、美しい自然と豊かな生態系が広がる世界遺産の島でもある父島(小笠原)、絶景のビーチやコーラルリーフが広がるマジュロ(マーシャル諸島共和国)、美しい自然だけでなく巨大な石貨などの独特の文化が見られるヤップ(ミクロネシア連邦)、自然景観と独自の文化のある宮古島(沖縄)、に寄港し、最後に再び清水港に戻る、中部太平洋を巡る33日間となります。特にマジュロでは、マーシャル諸島大学との間で学生を中心としたシンポジウムを予定しており、また、船上においては団役員などによる洋上講座をはじめ、運動会、クラブ活動などさまざまな活動が予定されています。ぜひこれらに積極的に参加して、いろいろなことを学び、そして感じて下さい。
使用する海洋調査研修船「望星丸」には、豪華客船のような華やかさや快適さはありませんが、その独特な雰囲気と船上での経験は、これまで海外研修航海に参加したに多くの学生たちを成長させ、彼ら彼女らの一生の思い出となってきました。今回、海外研修航海に参加するあなたも33日間のこの航海を人生におけるかけがえのない宝物にして下さい。