出航直前
インタビュー

第53回海外研修航海
吉田 真依

メリハリのある研修にし、東海大学でしか得られない経験を積みたい

学生長 吉田 真依さん

海洋学部海洋生物学科 4年次生

―海外研修航海に参加しようと思ったきっかけを教えてください

大学入学当初から、さまざまな学部に所属する学生が集い、交流できる大学独自プログラムの海外研修航海に参加して、貴重な経験を積みたいと思っていました。ただ、1、2年次は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になってしまい、国内航路で再開した昨年度は3年次で就職活動の時期と重なったために参加を見送りました。最終学年となり学生生活にも余裕が出てきたので、海外に向けての航海が復活した今回の参加を希望しました。

―事前に準備してきたことはありますか

事前研修では各寄港地の調査を進める中で、学生が自主的にグループに分かれて調査を担当する寄港地を割り振りました。グループごとに予定を合わせてオンラインでつなぎ、地形や歴史、有名なお土産など、調査した内容をパワーポイントにまとめてきました。研修中には各寄港地到着前に発表時間を設ける予定です。皆が自主的に考えながら行動していて、研修航海に対する学生の高い期待を感じました。

―寄港地や研修中で楽しみにしていることや目標はありますか

海洋学部海洋生物学科に所属し、海の生き物が好きなので、父島でのホエールウオッチングを楽しみにしています。航海中も望星丸から大きな野生のクジラやイルカなど、さまざまな生き物が目の前で見られたらうれしいですね。また、私にとって今回が初めての海外渡航になるので、英語はあまり得意ではないのですが、現地の人とコミュニケーションを取りながら買い物をするという小さな目標も立てています(笑)

―学生長として、どのような航海にしたいですか?

アクティビティや船内イベントなどを全力で楽しみながら、それ以外のやるべきこともしっかりこなす「メリハリのある研修航海にしたい」と、副学生長や総務担当の学生役員で話し合って目標を立てました。心身ともに健康に過ごして楽しく研修航海を終え、33日間で得られる貴重な経験を来年度以降の生活に生かしていきたいと思います。