【団役員コメント:松島 佑介】
本日9時頃、望星丸は日本を離れ、マジュロ(マーシャル諸島共和国)に向けて出港しました。研修開始後約1週間が経ちましたが、学生達は船の生活に慣れ、様々なコミュニティを形成しています。団役員への質問は提案をセットにする学生も増えてきて、その提案も予め調整した内容となっており、学生の主体性はますます高まっております。しかし、船内ルールの作成・更新には学生間の意見が対立することもあります。団役員の立場から見る限り、どちらの意見も正論で単純な正解はないように感じます。ありがたいことに学生たちは、常に互いの考えを尊重してくれています。その結果、安易な折衷案ではなく、規律を守りつつも楽しむことを忘れない第53回研修団らしい船内ルールが次々と生まれています。そんな頼もしい学生の横で私は再び船酔いに苦しんでいます。しかし黒潮を越える時と違い、今日はしっかりご飯を食べることができました。すごいぞ自分。
【生活班コメント】
吉川 咲帆
本日、初めての寄港地である父島を出港しました。父島のみなさんは旗を振って見送ってくださいました。出港後しばらくは穏やかな波で上甲板の外通路からはザトウクジラを見ることができました。昼前から揺れが激しくなり、立つことも難しい状況ですが、音楽を聴いたり写真を共有したりとそれぞれの自由時間を過ごしていました。
山口 紗登美
今日は1つ目の寄港地である父島を出港しました。そして入港で上手くいかなかった登舷礼も、出港では綺麗に揃い段々と様になっていることを実感しています。初めて訪れた小笠原は自然豊かで、悪天候の中でも望星丸を見送りに来てくれるなど島の温かさを感じました。しばらく船上生活が続きますが、講座やクラブが始まるので楽しみです。
中川 頌子
父島を出港しました。がんばってマジュロを紹介するスライドを作っていましたが、船がまあまあ揺れたため、10分ほどで酔いました。その後も隙を見て再度トライしたら、悪化しました。結局ずっと寝ていて、スライドは完成していません。太平洋らしく太平にしてくれないかと思います。
大島 彩愛
登舷礼を終え、しばらく海を眺めていると、鯨の潮吹きや尾っぽを見ることができた。鯨類を生で見ることが夢の一つであったため、感動した。また、クラブ活動で今日までに記録した写真や動画の共有を行った。小笠原の選択研修で、自分が選択していない内容も知ることができたので学びになった。
森屋 耀子
今日は父島出港日です。登舷礼は雨の中で行いましたが島民の方々が見送りに来てくれて嬉しかったです。次の目的地まで1週間船の中で生活するため、船での生活に慣れつつ、明日から洋上講講座やEnglish Class、クラブ活動など本格的に始まるため頑張っていきたいです。
平原 凪彩
今日は父島出港の日でした。雨が降っていたにもかかわらず、島民の方々がお見送りしてくださってとてもうれしかったです。船が動き出して少ししたらクジラを見ることができました。まだ見たことなかったので見れてよかったです。また、船の揺れにも慣れてきて、夜ごはんもしっかり食べることができてよかったです。
高梨 愛子
本研修5日目、父島から出港しました。沖に出る時にはクジラを見ることができて嬉しかったです。少し経つと徐々に揺れが激しくなり、昼食頃には椅子に座っているのも大変な程の大きな揺れになりました。父島での疲れが溜まっている上に、久しぶりの航海で酔う学生も多いですが、協力してがんばっていきたいです。