【団役員コメント:清水 宗茂】
低気圧の影響で船の揺れが大きく、久々に学生食堂で迎える研修10日目の朝となりました。時差調整のため寝不足が続くなか、ドラえもんのラジオ体操により一気に明るい雰囲気となり、1日がスタートしました。午前は、マジュロでのシンポジウムに向けたEnglish Classを行いました。船酔いのため参加できない人もいましたが、みんなで協力して役割分担を決めました。
午後は、「テーマの紹介」「大学の紹介」「議論での質問」の各担当者が集まり、日本語や英語でプレゼン資料の作成を進めました。船の揺れが収まらない過酷な条件でしたが、協力して資料作成している姿は非常に頼もしく感じました。明日も準備が続きますが、大変貴重な機会なので、準備万端で臨めるよう頑張っていきましょう。
夜は、星空観測会が予定されていましたが、曇り空と船の揺れのため、延期となりました。楽しみは、あとに残しておきたいと思います。私自身も、酔い止め薬を服用しながら、次の寄港地マジュロでの陸上研修を楽しみに、学生の皆さんと共に新たな発見や経験をしていきたいと考えています。
【生活班コメント】
西川 諒
今日は主にマジュロでのシンポジウムの準備を行いました。私は普段、写真・動画クラブのメンバーとして船内での研修生たちの様々な活動を写真として記録する活動をしています。今後も船内生活の楽しい瞬間をたくさん記録し、皆の航海の思い出を彩れるよう活動していきたいです。
阿久津 琉唯
今日は本研修10日目です。航海が始まってから揺れが大きくなる度に酔ってしまい大変ですが、元気に日々の活動をしています。父島でウミガメと触れ合ったり、様々な景色を見たりと普段できない体験をしていて、充実した生活を仲間と送っています。
加藤 和弥
出港式後、船酔いと毎日のように戦っていますが、様々な人と支え合いながら船上での生活を堪能しています。また、父島では貴重な景色を見て楽しみました。近日中に、マジュロでのシンポジウムがあるため英語の勉強を頑張っています。
磯辺 裕介
出港直後と比べて行事が増加し多少忙しくなってきたが、船酔いと戦いながらも班員や新たにできた友人と楽しく過ごせています。最初に寄港した小笠原諸島父島では多くの感動を味わうことができ、ここで表現するには文字数が少なすぎるくらいです。これから先の航海も非常に楽しみです。
種田 智
本研修開始から9日が経ち、この生活にも慣れてきました。しかし清水港から出港したのが遠い昔のように感じます。朝早く起きたりシンポジウムのための英語の練習は大変ですが、船内の料理が美味しく映画鑑賞して感想を言い合ったりするのが楽しくて充実しています
小俣 慎太朗
今日は久しぶりに船が踊りだし、再び黒潮時のような船酔いが不安でしたが、お昼がカレーであったということもあり、活気が出ました。船の甲板に出てみると見えるのは空と海と鳥だけであり、漂流物や他の船はなく、マジュロに上陸することが待ち遠しいです。
市橋 凱竜
初めての長期間にわたる船内生活。船酔いや狭い船内での共同生活などでストレスを感じる場面もありましたが、雄大で美しい太平洋を眺めながら仲間と談笑できるこの空間が、今ではとても過ごしやすいです。現在はマジュロへ向かっており、シンポジウムを通した現地での交流が楽しみです。