【団役員コメント:稲永 敏明】
3月11日、本研修はついに20日目を迎えました。3.11といえば東日本大震災の日。あれから13年になりますが、いまだにあの金曜日のことは鮮明に覚えています。今日も時差を考慮した時間に、学生有志と日本に向けて黙祷しました。
さて話を戻しましょう。ヤップ入港がいよいよ明後日となりました。午前中の洋上講座1コマ目は、池谷団役員による「『経験から学ぶ』とは:成人教育学・超入門」。「研修航海に参加しただけでは、変わらない。その経験からどう学ぶか?」という問題提議は、参加学生はもちろん、団役員の私にも響きました。2コマ目は黒澤団役員による「私が大学職員として学んできたこと」。普段なかなか見えない、窓口の奥で私たちを支えている大学職員さんの仕事の紹介がありました。午後は学生役員4名による企画「クイズ大会第2弾」。「1,2年生」vs「3,4年生」vs「団役員」の構図で、チーズケーキをかけてクイズ対決し、団役員チームや上級生チームがさすがの経験の差を見せつけ上位を占めたものの、下級生チームも健闘し、非常に盛り上がりました。何より企画運営してくれた学生役員さんたちが一番輝いていました。お疲れ様でした。その後は、研修後半を見据えた諸行事の打ち合わせなどが行われ、いよいよ研修も大事な締めくくりの時期に入りつつあるのを感じます。これまでいろんなことがありましたが、良いことも悪いことも、楽しかったことも、辛かったことも、全ての経験を大事に、過ごしていきたいと思います。もちろん安全第一で。
【生活班コメント】
田川 楓子
今日は食事当番、web担当、クイズ大会など忙しく楽しい1日でしたが、特に池谷さんの教育に関する洋上講座が印象に残っています。大人の学びは経験そのものであり、この海外研修航海を自分の成長させる良い経験にするためには、自分が変わる意思を持って積極的に行動していくことが大切であると改めて感じる貴重な講義でした。
志津 七海
今日はweb担当ということで、私たち4班は頑張って写真撮影に挑みました。4班では父島で頂いた絵の具を活かした、手形アートを作成しました。その作品を持って、後部甲板やデッキなどで写真を撮りました。良い写真をたくさん撮ることができたので、大満足です。
本田 馨
今日は洋上講座やクイズ大会などがあり、充実していました。クイズ大会ではチーズケーキが景品で出たので、夕食後にみんなで食べました。空いた時間には甲板で昼寝をしたり、班のみんなで手形アートを作成しました。ブリッジにも見学に行き、船上ならではの体験が多くできた1日でした。
佐々木 遥花
今日1番記憶に残った出来事は班のみんなで、父島で頂いた小笠原の絵の具を使って手形を押したことです。4班のみんなで何か形に残ることがしたいと話したときに出た案が手形でした。絵の具も今回の研修航海で頂いたので、まさに私たちならではの作品になりました。この研修航海で4班のメンバーと出会えたことが最高の思い出です。
井野 日和
ラジオ体操、食事当番、洋上講座、クイズ大会、階段パーティーの顔合わせ、帰港式の話し合い…。今日は仕事がたくさんあり、目まぐるしい1日でした。でも、4班のみんなとゆっくりおしゃべりして1日の疲れが癒されました。この時間が一番幸せです!!
富永 結月
今日は学生長たちによるクイズ大会がありました。グループのみんなと1位を目指して協力しながら頑張りましたが、結果は10位以下でした。クイズ大会の景品として、北海道のチーズケーキをもらい、夕食後に班のみんなで食べました。仲間と食べるチーズケーキはとても最高でした。