【団役員コメント:清水 宗茂】
本日は朝の点呼にて、久々に全員揃うことができました。波はうねりもあり、船の揺れが大きな時もありましたが、酔い止め薬の服用など、各自で適切な対応ができるようになった印象を受けました。
午前は、English Classが2コマがあり、1対1での買い物時の実践英会話などを行いました。CMIでの現地学生との交流が自信となり、制限時間を越えての会話が続く姿を目の当たりにし、学生の皆さんの成長を感じるひとときとなりました。午後は、担当場所に分かれて大掃除を行い、その後は洋上クラブを行いました。2度目の大掃除でしたが、班ごとに協力して効率良く進める姿は、頼もしさを感じました。球技クラブは、本日サッカーを行いました。私も参加しましたが、暑さだけでなく船の揺れが続く中でのサッカーは、望星丸でしか経験できない楽しい思い出となりました。夜は、ヤップの事前調査発表があり、地理や歴史のほか、明日の陸上研修に繫がる様々な情報を発表しました。
明日は、いよいよヤップに上陸予定です。晴天の中、体調が万全の状態で、無事に陸上研修ができることを期待しています。
【生活班コメント】
田中 龍吉
船での生活にやっと慣れ始めたと思えば半分の時間が過ぎていました。洋上卒業式が近づいています。洋上卒業式後の祝賀会の担当であるため、その準備に追われています。副責任者という役職に就き、とても緊張しています。無事に祝賀会が終わることを願っています。終わってくれ。
真子 葉琉
研修航海が始まってから半分以上が経ち、終わりが見えてきています。それが嬉しくもあり悲しくもあります。マジュロでは、日本とは異なる綺麗な海で泳ぎ、CMIの学生と交流など、とても充実した研修を受けました。
明日はヤップ入港なのでとても楽しみにしています。
塚田 悠生
マジュロではすごく刺激的で初めてのことがとても多かったです。例えば、外国特有の空気や文化、言葉の違いによるものです。マジュロでは、とても美しい海を泳ぎましたが、中でも強く記憶に残ったことはCMIの学生と行ったシンポジウムです。シンポジウムでは、英語がたどたどしくなってしまいましたが、上手く意思疎通が取れた時はとても嬉しかったです。
明日上陸予定のヤップでも積極的に現地の人達と交流していきたいです。残り2週間も全力で頑張っていくつもりです。
永元 創大
この航海研修も今日で3週間が経ちました。船上での複数人との共同生活や、行かなかったかもしれない島々に行くという、今までにしたことの無い経験を得られました。とても濃く刺激的な日々と感じています。残りの約2週間も全力でこの航海を楽しもうと思います。
澤井 晴輝
今回の研修航海は私にとって初めての海外です。また、学校の教員と話す以外で、海外の方と話した経験が無かったため、マジュロでの経験は非常に印象深かったです。ドル紙幣で買い物をし、日本語が通じない相手と英語で話をしました。これは普段の生活では経験できない貴重な体験でした。
大橋 秀海
父島・マジュロでの寄港地研修が終わり、研修航海が半分終わりました。僕は野球部に所属したことがあるため、集団生活には慣れていると思っていましたが、点呼までの集合が間に合わないことなど研修団全体としての問題も見られました。集団生活も残り2週間を切ってしまいました。残りの期間だけでも、研修団全体で協力して、残りの研修が素晴らしいものになるよう頑張ります。
長鶴 洋海
現在はマジュロを経由し、ヤップに向かっています。マジュロ1日目は地上研修班ごとに分かれ研修を行いました。私が選択した海洋自然学コースはエネモネ島に高速船で向かい、海でシュノーケルをしました。2日目はマーシャル諸島短期大学で現地学生と大学見学をして、食事後にグループディスカッションをして、その日のうちに出港しました。
ヤップ島までの航海中では、クイズ大会や洋上運動会が開催され、それぞれのチームで協力し合い大いに盛り上がりました。
ヤップ島を出港したら次に上陸するときは日本国内です。既に半分が過ぎている研修航海の残りを悔いが残らないような経験にしたいと思います。
大森 稜太
研修航海も中盤に差し掛かり、残る寄港地もヤップ、宮古島の2つとなりました。2つ目の寄港地であるマジュロは日本が占領した過去のあるマーシャル諸島の島国で、日本由来の文化が所々に残る興味深い土地でした。2日間の滞在で、1日目はマジュロの統治前の文化について学び、2日目はシンポジウムで現地学生と意見交換をして交流を深めました。自分の意見を英語でいう場面になり、改めて自分の英語の拙さを思い知りました。ただ、ジェスチャーをしたり、表情で表現したりすることで、ある程度の収穫を得ることができました。この経験から、今後も柔軟な対応ができるようにすることと、英語を学びなおすことを決心しました。