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第50回海外研修航海

第50回海外研修航海記念スペシャル「望星丸 サモア/タヒチ体験航海」航海日誌(2/9、2/10)

2月9日(22日目)
清水港を出港して22日目。
モーレア島を横目に見ながら、タヒチ島・パペーテ港に静かに入港しました。

昨晩のさよならパーティーでは、船員・練習生の皆さんと最後の懇親をいたしました。
特製Tシャツが当たるクイズ大会(これまでの船内プログラムの総復習をする真面目な問題です!)や、乗船証明書授与式、更に熱いアンコールにお応えして荒木船長のリサイタルコンサート(ピアノ演奏付き!)など、夜遅くまで大いに盛り上がり、忘れられない思い出を作ることができました。

正午、とうとう望星丸を下船するときが来ました。
荷物を片付けて空っぽになった自分の居室を見回すと、そして下船した桟橋から望星丸を見上げると、なんだか慣れ親しんだ家を離れるような寂しさを感じました・・・
今日からは、飛行機で日本からタヒチに移動してきた第50回海外研修航海研修団が乗船し、新たな住人となるのですね。

今夕は、研修団の出港式とパーティーが望星丸船内で行われることになっており、ホテルにチェックインした私たちは、今度は乗客ではなく来賓者として、再び望星丸に戻りました。
出港式では、元海外研修航海参加学生であった松下隆夫さん(第1回)、宮崎文子さん(同)、伊藤正範さん(第4回)、稲次宏史さん(10回)、小澤智之さん(第30回)、落合倫子さん(31回)、浅野洋一さん(第39回)、小澤真利亜さん(同)が研修団学生の皆さんにそれぞれエールを送りました。
また、パーティーでは、松下隆夫さんと宮崎文子さんが乾杯の挨拶を務められました。(この様子は、別途、「第50回海外研修航海」ホームページでもご覧になれます)
これまでの間、お世話になった船員の皆さんや、仲良くなった練習生の皆さんに別れの挨拶を交わし、これから航海が始まる研修団学生の皆さんとも懇親し、名残り惜しい気持ちで、望星丸をあとにしました。
明日は、いよいよ旅の最終日!
タヒチを堪能したいと思います。
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出港式 元研修学生であった8名の参加者から研修団学生へエールを送りました

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パーティー 第1回海外研修航海研修学生であった松下さんと宮崎さんが乾杯のご挨拶をされました

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集合写真

2月10日(23日目)
旅の最終日。
本日は、タヒチ島内の名所をバスで巡り、そのままファアア国際空港に行き日本に向けて出国いたします。
タハラアの丘展望台、ビーナス岬、アラホホの潮吹き穴、ファアルマイの滝、バイパヒ植物園、マラア洞窟、アラフラフのマラエ、カルフール(スーパーマーケット)、マリーナタイナのヨットハーバーなど、実にボリューム満点な内容です!
最後は、タヒチイアオラビーチリゾートホテル内のビーチサイドレストランで美味しいコースディナーをいただきました。
レストランの前には海が広がり、旅の終わりにふさわしい美しい夕陽を見ることができました。

私たちの旅はこれで終わります。
参加者の皆さんの中には、学生時代に海外研修航海に参加された方のほか、学生時代に参加したかったけれど参加できなかった方や、海洋学部の実習で乗船されたことがある方、全く初めて乗船された方もいらっしゃいました。
いずれにせよ、今回の航海をとおして、参加者皆さんの人生において忘れられない体験になったのなら、これに勝る喜びはありません。
またいつの日か、望星丸でお会いしましょう!
Māuruuru,Nānā!(ありがとう、また会う日まで)

この先の航海は、第50回海外研修航海研修団にバトンタッチ。
研修団、望星丸乗組員・練習生の皆さんの航海のご無事をお祈りして締めくくりたいと思います・・・
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タハラアの丘展望台

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ファアルマイの滝

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ビーチサイドレストランで最後の晩餐

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旅の終わりにふさわしい美しい夕陽