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第50回海外研修航海

学校法人東海大学第50回海外研修航海の帰港式を挙行しました

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第50回学校法人東海大学海外研修航海の帰港式を、3月27日に横浜・大桟橋のCIQプラザで挙行しました。海外研修航海は、本学の海洋調査研修船「望星丸」(国際総トン数=2147トン)で諸外国を巡り、異文化理解を深めるとともに環境保護や協調性の大切さなどを実践的に学ぶプログラムです。50回の節目となる今回は、「Think Ahead, Act for Humanity~未来へつなぐ航海」をテーマに掲げ、チリ共和国領イースター島を初めて訪問。フランス領ポリネシア・タヒチ島やサモア独立国・アピア、ミクロネシア連邦・ポンペイを巡る中で、船内で団役員による洋上講座を実施したほか、スポーツ大会や赤道祭などのイベントを開いてきました。また、各寄港地では現地の大学などとも交流し、歴史や自然などに触れてきました。

帰港式では、松前義昭理事長が式辞に立ち、「私も第7回の研修航海に参加した時の記憶は今でもしっかりと残っています。これから皆さんは、各キャンパスに帰り、また社会人として働くなど新しい道を歩みます。社会に出てからも多くの経験を積むことと思いますが、この航海の記憶は皆さんの心の支えとなると思います。ここで知り合った仲間との友情を大切にしてください」と語りかけました。続いて連合後援会の二重作昌明会長があいさつし、「皆さんの顔を見ると、無事に帰国した安ど感に加えてやり遂げた自信に満ちた表情をしているように感じます。素晴らしい経験を積んできたのだなとうれしく思います。皆さんはまだ船内で互いに出会ったにすぎません。大切なのはこれからです。誠実に友情や愛情を培い、一生涯のものとなるようにしてください。今後の人生を前向きに誠実に、友とともに歩んでいってください」と激励しました。

続いて、望星丸の荒木直行船長と吉田一也団長(本学副学長・工学部教授)、学生長の小菅穂菜水さん(観光学部4年次生)が研修の成果を山田清志学長に報告。吉田団長は、「天候にも恵まれ、計画していた研修プログラムを全て行うことができました。研修生は、自ら考える力、集い力、挑み力、成し遂げ力を大いに発揮し、素晴らしい成果を上げ、一回りも二回りも成長して帰ってきました。最高のメンバーで、未来につながる最高の航海になりました」と報告しました。その後、山田学長から学生代表の小菅さんに修了証を授与。応援団とチアリーディング部による演舞と吹奏楽研究会による演奏が行われました。

小菅さんは、「両手に抱えきれない成果を持って横浜へと帰港しました。この航海で出会った仲間と過ごした日々は一生忘れられないものになりました。航海の初めこそ結束力が弱いところもありましたが、行動力の高い学生が中心となってさまざまなイベントを企画してくれたことが大きなポイントになりました。さらに、交流行事、クラブ活動などを運営していく中で一つにまとまっていったと思います。私も自分を見つめなおすとともに、人ときちんと接することの大切さをあらためて学ぶとともに、国際感覚を養うなど大きく成長することができました」と語りました。

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