記念文集

第51回海外研修航海

■生活班1班

  • 渡邉 玲奈

    医療技術短期大学

    第51回海外研修航海への応募を通して

       私が第51回海外研修航海への応募を決めた大きな理由は、高校生の時にベトナムにボランティアに行った際、他国の医療やそこに住む人々の生活に興味を持った経験から、寄港地で暮らす人々の生活を肌で感じてみたいと思ったからです。最初は、「研修航海に参加出来ればいいな。」という少しの願望程度でしたが、先生や友達、両親の後押しもあって応募を決め、参加が決まった時は不安もありましたが、とても嬉しい気持ちになったことを今でも覚えています。また、看護学校という小さなコミュニティの中で学生生活を送っていたため、年齢や学部の垣根を超えて交流が出来るという事にも魅力を感じ、応募をしました。事前研修では、班員や各役割の中で沢山の人と交流を深める事ができ、研修航海の中止が決まった後も食事や遊びに行く程仲の良い友達も出来ました。
       第51回海外研修航海に向けて、それぞれが沢山の時間をかけて準備を行いました。荷物の送付も終え、いよいよ始まるのかという気持ちの中で決まった中止は、皆すぐに受け入れられるものでは無かったと思います。なぜなら、年次的に今回の参加が最後のチャンスだった学生がいたことや、私自身も来年の参加は現実的なものではないことから、中止になってしまった事をとても残念に思ったからです。しかし、日が経つにつれて新型コロナウイルスが徐々に広まり猛威を振るっています。この状況では研修航海を行うべきではないということも身に染みて感じ、残念ではありますが仕方のないことだったのだと思います。
       実際に研修航海を行う事は出来ませんでしたが、参加を決めなければ一生出会わなかったであろう人達と友人になる事も出来ました。また、大学交流というイベントの責任者としてチームをまとめ、企画や運営の準備を行った事も良い経験になりました。今後の生活においても色々な事にチャレンジしていきたいです。

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