記念文集

第51回海外研修航海

■生活班9班

  • 宇野 祐貴

    観光学部

    第51回海外研修航海

       今回の海外研修航海が中止になりとても残念です。初めての参加でとても楽しみにしていましたが、研修員の安全を配慮した上でのこの決断は賢明なものだと考えます。研修生のみんなとは事前オリエンテーションでしか交流はありませんでしたが、皆でアイデアを出し合いながら、今回の海外研修航海をより良いものにしようと計画していたあの時間はとても楽しかったし、これからゼミや講義のグループで話し合う時に、私も先輩方のようになりたいと思いました。これから共同生活をする仲間との時間はとても素晴らしく、この人たちとならきっとより素晴らしい海外研修航海になるだろうと思いました。今回は残念な結果になってしまったが、これで諦めるのではなく、私はまだ2年になったばかりなので、これからまた行く機会があればまた海外研修航海に参加したいです。またそう思えるほど、とても充実した経験をしました。現在世界が大変な状況だからこそ、みんなで意見を出し合ってこのような状況を乗り越えていきたいと考えます。

  • 武田 晴都

    海洋学部

    中止となった海外研修航海で得たもの

       私は大学生活において他ではできない経験をしたいと思い、今回の海外研修航海に参加しました。事前研修では一ヶ月の航海生活に向け、校舎・学部・学年の異なる89人が集まり、講義や企画の準備がスタートしました。最初は同じ班のメンバーと一言も話していませんでした。ですが、班担当の先生を含め生活班での話し合いを始めると次第に話が弾み、いつしか自身の出身や研修先でやりたいことを話すようになりました。さらに寄港地調査やクラブ活動で他班の仲間たちとも関わる場がありました。その中で共通の友人や趣味を持つ人がおり、話を弾ませながら企画を進めてきました。3日間の研修を通して仲間との絆を深め、全員が研修に向けた研修、企画が形になろうとしていました。しかし、流行している感染症に対する安全や情勢を配慮した結果、第51回海外研修航海は中止となってしまいました。団結した仲間たちと共に最高の思い出を作りあげるための準備をしていた中、この結果はあまりにも悔しいものです。私だけでなく団員全員がやりきれない思いで一杯だったでしょう。しかし、すべてが無駄になったわけではありません。団員の絆や成し遂げようとする志はこれからの人生に役立つでしょう。事前研修で学んだことを忘れずに残りの学生生活を過ごしていきたいと思います。また、就職に支障がなければ来年の研修航海にも参加したいと思います。

  • 橋本 拓

    文化社会学部

    自粛期間にできること

       今世界規模で流行している新型コロナウイルスの影響で今回の第51回海外研修航海をはじめ様々な行事やイベントなどが中止せざるを得ない状況になってきています。新聞やニュースで報道され始めた当初は今のような事態になってしまうことは全く考えていませんでした。不要不急の外出を自粛するようになり、友達や家族に会うことも難しくなってしまいました。実際私も実家に帰るのには東京を通り電車に3時間以上乗らないといけないため容易に帰ることができません。こんな状況ですが制限された状況下という点では船の上の生活と似ているところがあると思います。今しなければいけないこと、今してはいけないこと、のようにネガティブなことばかり考えてしまうことが多くなると思いますが逆に今だからこそできること、今しかできないことをしようと発想を変えて今まで読んでこなかった本を読むのもいいし、新しく資格や試験に向けて勉強を始めるのもいいし、筋トレや料理をしてみるのもいいと思います。何かしらの時間の使い方、自分への向き合い方を見つけて今後の人生において価値のある時間にしていきたいと思います。

  • 木幡 拓郎

    教養学部

    第51回海外研修航海

       私が今回海外研修航海に申し込んだのは、東海大学でしかできないこの海外研修航海で自分の価値観を変えたいと思っていました。またこの研修を機に友達を作り、世界の文化や景色を自らの目で見て、そしていろいろな人とコミュニケーションとり、様々な考え方があることを知りたかったからです。そうしたら自身の中の価値観が大きく変わると思ったからです。そのため今回の研修が中止になってしまって非常に残念に思っています。
       ですが悪いことばかりではありません。私は生活班に非常に恵まれました。二泊三日という短い期間でしたが、みんな打ち解けあい、たくさんのコミュニケーションをとることができました。その他のクラブの班などでも多くの人と話しをする機会を持つことができ非常に良かったです。
       もしも海外研修航海に行くことができていたら非常に楽しい研修になっていたと思うので残念でなりません。いつかまた今回のメンバーで集まる機会があれば積極的に参加したいと思います。

  • 十川 偉央

    経営学部

    みんなで乗り越えよう

       今回の第51回海外研修航海が新型コロナウイルスの影響により、中止になったことをとても残念に思います。ずっと楽しみにしていたからこそ準備を入念にしたり、この海外研修航海に対しての気持ちが大きくなっていたからこそ、非常に辛い状況にあります。私は、事前研修の際に出会った仲間たちとの三保研修館での3日間は忘れることはできません。朝早くに起きてラジオ体操をしたり、研修団員全員での食事や色々なグループでの会議、クラブ活動決めなど思い出に残るものばかりでした。別地域の人とグループを作る機会は滅多にないので、そのような環境を新鮮に感じていました。そして、この事前研修の中で集団行動の大変さや、自分の意見を主張することなどの大変さなどを少しでも学べたと思います。この3日間で得たことをこの先も活かせるようにこの経験を忘れません。
       今世界は新型コロナウイルスの影響で大変な状況になっていますが、こういう状況の時こそ、Oneteamで研修団員だけでなく他の人とも協力して今できることの最善を尽くしましょう。そして共に頑張りましょう。
       今回の研修は中止になりましたが、またみなさんとどこかで会えることを祈っています。

  • 徐 恃源

    情報理工学部

    参加したことの無いのに乗せられている人がいる?!

       発端は突然の国際教育センターからの連絡でした。サークルとかバイト等に関したことではないかと予想をしていましたが、国際センターからチャレンジセンターへ案内された時、少し意外な話を聞かれました。それは海外研修航海のプログラムに参加してくれないかと言う、気が向く提案でした。実は数か月前、よく1号館のアゴラにいたため、小耳に挟んでいた説明会のプログラムだったからです。随分興味深い話であったが、価格と期間を見て諦めていた話でした。ともあれ、私は二度とないかもしれないいい機会だと思い、喜んでその提案を承諾しました。これが12月の中旬の話でしたので、クリスマスには既に予定が入っていたので、事前研修は不参加することになりました。
       そして春休みには韓国でいろいろすることがあったので、わずかな時間でもいようと思い、帰国をしていました。その最中、コロナウイルスが世界的に流行し問題になりました。世界中で感染症危険情報レベルが1から2、2から3へと徐々に上がっていく中、WHOでは3月に入りPandemicという言葉を使用し、各国における対応をより強化することに力を尽くすべきとしました。状況が悪化しているにも関わらず、出発日の9日前まで正常にプログラムを進行するという内容のメールが届いたので、さすが取り消しになる可能性が高いと思っていましたが、やむを得ず、ギリギリになって日本に戻って来ました。そうやって日本に戻って来い、船内で使うものの準備、韓国紹介のパワーポイントを作っていたらなんと、取り消しになったという連絡がきました。このような決断を下すことはどれ程難しかったのか、推して知るべしだが、もっと決断力を持ち、早く決定し連絡するべきであったのではないかと思いました。
       この度はこのような結果になってすごく残念でした。またこのような機会があるか分からないが、あったらその時は是非参加したいと思っています。

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