記念文集
■生活班12班
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山門 翔悟
工学部
研修に参加して
今回の第51回海外研修航海に参加し、自身の中で様々な変化がありました。
まず1つ目に話し合いの重要性です。
今回の研修は他学部他学科の人も集まり、自身の考えと全く違う人がたくさんいました。個々それぞれの意見があり、企画を成功に導くために話し合いを重ねより良い案を立案していく中で全く違う方向性の意見を一つに収束させていく大変さ、重要性を学びました。これは今まで自身の意見を突き通してしまっていた過去と比べると大変勉強になったことです。部活動にも活用することができ、日々の話し合いをとても有効なものにすることができました。これはこれからもとても重要になる力だと思います。今回学ぶことができて良かったです。
続いて2つ目が指示の重要性です。
自身とは全く考えが異なる人の集まりでは一つ一つの指示がとても重要になることを実感しました。あいまいな指示だしをすると芯から少しずれたものが返ってきて、詳しく指示するとしっかり芯を掴んだものが返ってくる。これは今まで同じような考えの人ばかりだった学科などでは体感できなかったことであり、「わかるだろう」は通じないことがわかりました。一つ一つの指示を具体化することで話もスムーズに進むことも多く、これは部活動などで指示をする際にも役立てたいと思います。これから社会に出た際に指示という場面でなくても、伝えたいことすべてを言葉にすることはとても大切だと思います。
今回挙げたことは2つのみですが、ほかにもたくさん今回の海外研修航海から学んだことがありました。残念ながら実際海に出て、外国の文化も含め学ぶということはできませんでしたが、事前研修や出港までの準備に参加することができて良かったです。 -
土井 貴雅
経営学部
第51回海外研修航海
私は、第51回海外研修航海に参加したいと強く希望します。
この研修に参加することは、東海大学入学前から切望していた事であり、今回入学したからには、絶対に参加したいと思っています。
私は、父の会社を継ぎ、会社経営に携わりたく、経営学部で学んでいます。父の会社では、近年、ベトナムや中国などのアジアからの研修生が増え、国際色が強まっています。この研修で実際にアジアの国々に自ら出向き、その国々の人々の考え方や文化に直接触れ、本やインターネットからではない、本当の現地の風を感じ、将来、国籍問わず多種多様な人々に扉が開かれた会社を作っていく力を、この研修経験を通して養っていきたいと強く思っています。特に今回の研修航路は、アジア諸国を巡航するものなので、アジアの歴史や文化、国そのものを直に感じたいと思っている私には、とても魅力的な航海です。
私は、研修を通して、人として奥行きのある人間に成長したいと強く願っています。
なぜなら、自分の目指す国際色にも対応できる経営者になるには、日本人、外国人問わず、まず他者を受け入れ、他の意見にも耳を傾け、その意見も加味した上で自分の意見をしっかり持つ事が出来る懐の広い人間であることが大切であると思うからです。
研修では、仲間と協力し、一体感を高め、友達の考えを誠意をもって聞く事で、自分の考えに広がりや深みが生まれる経験をしたいです。また、父の会社では主にアジア人の研修生が多く働いているので、私は、この研修中、足で稼がないと見聞き出来ない事を沢山吸収して、将来、彼らと接する際に、お互いが理解しあえる糸口として活用したいです。
この研修経験を大切な私の土台とし、更にその上に残り3年間で学問を積み上げていきたいです。この研修で築いた友情も私の宝として大切にしてゆきたいです。 -
渡部 恭平
政治経済学部
大海原に夢を見て
きっかけは、校内に貼ってあったポスター。何気なく覗いた募集の内容に、言い知れぬ深い魅力を感じた。入学した年は、インターン活動を入れてしまったため、今回は「絶対に行きたい」と思い応募した。
海外研修航海は、異文化の交流を通じて風土や言語を肌で体感することができる。説明会で見た記録ビデオの先輩達は笑顔であふれ、楽しさが伝わってきた。そして何より今回出会った新たな仲間たちとの船上での共同生活。期待に満ちたこれらのことは、私の人生において、大きな経験になることに疑う余地は無かった。
徐々に広がるCOVID-19。報道を見ては、日々、不安な気持ちが過ぎったが、その日は唐突にやってきた。メールには「中止」の文字。準備は万全で、気持ちはもう望星丸に乗って太平洋の大海原にあったから、「中止」という現実をすぐに受け入れることができなかった。猛威を振るうCOVID-19は世界中を侵食し、相次いで緊急事態宣言が発出。これに伴い、あらゆることの自粛、休業、外出規制で、どこにも出かけられない。私だけじゃない、世界中すべての人がCOVID-19の被害者となってしまった。
しかし、どうだろう。休む間の無い労働環境、何かと騒がしい社会活動、気を休めることができない自分自身との戦いに対して、強制的な活動の制限が加わり止まったことで、すべての人が自分自身の行動や社会を見つめ直すきっかけになったのではないか。私にとっては、皮肉にもこの状況により、時間の使い方、自分が今やるべきこと、今やらなければいけないことなど多くのことを、改めて見つめ直すきっかけとなった。
笑っても悲しくても同じ時間なら、笑いのあふれた日々を過ごしたい。COVID-19が早急に収束し、世界が早く普通に戻ることを願ってやまない。
最後に、この研修航海のすべての関係者の皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。 -
結石 将太
海洋学部
感謝
今回の研修航海は私にとって最後の研修航海でした。第51回海外研修航海が出港中止となり、とても残念な気持ちでいっぱいになりました。しかし私は、第51回海外研修航海の事前研修を通して初めて知り合った友人と今でも連絡を取り合っています。本航海はとても短い期間での研修となりましたが、とても有意義で楽しい研修を迎えることができました。イベントでの話し合いでは、意見を出し合い共に頑張ってくれる人に感謝してます。自分も精一杯わかる範囲で疑問などがあれば答えてより良い研修ができるように協力しました。少しではあるがこの研修航海を通して人間として成長をする事ができたのかなと感じる事ができました。
第51回の研修航海で一緒になった友人たちにはぜひ次の研修航海にも参加して欲しく願っています。海上での限られた物や空間しかない船上で学生が主体となって自主的に活動することは、今後の自分を成長させてくれます。私は海外研修航海を通して多くのことを学びそして、事前研修や船上で身に付けた力を社会人になった今でも実践しています。今後も海外研修航海が継続できることを祈っています。 -
水谷 仁
健康学部
私たちが今できること
今回世界的に広まっている新型コロナウイルスの影響によって、私達が参加予定だった、第51回の海外研修は中止となってしまった。非常に残念なことではあるが、受け入れることしかできない現状を悔しく思う。実際、渡航していたら、寄港地に入国できない、日本に帰国する頃には、すぐに家に帰ることができない上に、感染者が出ていたかもしれないと思うので、仕方ないと思う。事前研修で、様々なことを決め、2月まで事前調査を進めてきた。実際に、発表する機会はなくなってしまったが、この調査で得た情報は無駄では無いと思う。医療従事者の方々を含め、多くの人がこの新型コロナウイルスの解決に向けて、動いている。日本だけでなく世界に目を向けてみても、日本より多くの死者が出ている国も多くある。地球全体の問題となっているので、世界で協力していくべきだと考える。日に日に感染者が増え、いつ終わるかわからない中で、今、私たちにできることをするように心がけたいと思う。
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NGUYEN HUNGVIN
政治経済学部
チャレンジ旅をやってみよう
私はベトナムの留学生です。今回東海大学第51回海外研修航海で私は友好アンバサダーになりました。アンバサダーに選ばれたことが私には嬉しく、興奮し自慢に思っています。私が日本人の友達にベトナムを紹介することができるという点は自慢出来ることです。三日間の事前研修時に友達を作って、色々なことを話しました。東海大学三保研修間ではみんな学生は14班に分けられて、一緒に生活ができました。三日間でいろんな活動準備とミーティングで説明をうけました。海外研修航海のため、先生はどんなことを準備すれば良いかを教えてくれ、本当に楽しかったです。五つの国へ1ヶ月以上かけ航海しながら上陸したら、色々なこと勉強することができると思いました。日本への留学は日本語が上達することが一番大切ですから、1ヶ月以上一緒に日本人と生活をしたら、日本語がもっと上手になると考えました。
毎日「新型コロナウイルス」の感染者数が増加しているから、大学としては第51回海外研修航海を中止させていただく事になったと聞きました。キャンセルになったのは残念で、ちょっと寂しくなるが、私はコロナウイルスの重症度が分かっているから、健康のため外に出ない方がいい、外に出るならマスクを着用するとか、手をアルコールで消毒するとか、人から少なくとも2m以上の距離を保つという予防策が必要です。先生と友人たちがこの困難な時期を乗り越えてくれることを期待します。来年機会があったら、必ず東海大学の海外研修航海のメンバーになりたいです。最後に、私は団役員の教員と研修団の学生みんなに「ありがとうございます」と言いたいです。