航海日誌
02/27(水)
【団役員コメント:廣瀬 慎美子】
今日は午前中に1つ洋上講座がありました。国際教育センターの鷹取勇希先生が「オセアニアを知る」と題し、今回の寄港地であるタヒチ、サモアと先生のご専門のハワイの文化について、特に「ダンス」に注目し動画を用いて解説されました。それぞれの地域ごとに異なる点と類似する部分の比較がわかりやすく、文化の広がりと共通性を実感しました。
午後はクラブ活動がありました。本日14時の気温は28.2度、晴れ(雲量2)、太平洋のど真ん中で真夏のような日差しの中での活動となりました。海洋観測部の観測によれば、東の風4.3m、風浪、うねりともに階級1のまずまずの海況でした。海の色はもちろん紺碧の青、水色「1」です。屋外で活動しているフットサル部、ゴルフ部は暑い中、皆元気にそして楽しそうに競技に取り組んでいました。屋内では一時は存続の危機にあった卓球部が、回を重ねるごとに飛び入り参加が増え、今では室内で最も活気のある部となりました。
船は追い風に乗って順調に西に向かって進んでいます。現在毎日時刻改正が行われ、21時になると時計の分針が30分逆戻りします。まるで映画のようで、船旅ならではの「時差調整」を楽しんでいます。日々の時刻改正と現在位置を考慮し、練習学生が日の出と日没時刻を計算してくれます。本日の日の出は08:01、日没は20:44でした。今朝は研修学生が日の出の様子を20分以上かけてタイムラプスで撮影していました。それぞれのやり方で陸では決して体験できない日々を満喫しております。
【3班コメント:荒川朋香、市村千佳、三鳥川瑠那、清水彩加、瀧川綾乃、坂本有帆、津端翠】
今日の午前中に鷹取先生による洋上講座がありました。「オセアニアを知る」という内容で、ポリネシアン地域の踊りについて動画を見ながら学び、とても興味深く、私達も見ていて踊りたくなりました。午後はクラブ活動で、個人個人が所属しているクラブを楽しみながら濃密な時間を過ごす事ができました。また、赤道に近づいているからか、だんだんと日差しが強くなり、外での活動がしんどくなってきたのを感じずにはいられませんでした。その中でも、みんな外で活発に動いていて、汗だくになりながらも全力で楽しめていました。今日はシャワーが使える日だったためさっぱりして気持ちよかったです。夜は2月26日と27日の誕生日の三人のお祝いをみんなでしました。みんなでお祝いできるのはとても温かみがあり、船の上で祝ってもらえるのがとても羨ましい限りです。天気がとてもよいため、きれいな夕日と星を実際に見る事ができ幸せでした。日本では、絶対に見る事ができない景色をみんなで共有できたことは一生の宝物です。夕日を背景に、三班のメンバーでいい写真をとる事ができました。
明日からも、皆で幸せを共有していきたいです。
3班集合写真
洋上講座(鷹取勇希先生)
クラブ活動(ゴルフ部)
クラブ活動(海洋観測部)
誕生会