航海日誌
03/23(土)
【団役員コメント:石 岩】
望星丸は日本の小笠原諸島付近を航行し、第50回海外研修航海の帰港地である横浜港に向かっています。
最後の行事であるFarewell Partyを除いて、全ての研修プログラムは円滑に終了し、研修学生たちは帰国報告書を執筆しています。実りのあった寄港地研修、充実した洋上講座、多彩な船上行事、愉快な航海生活などについて記述し、研修航海で自らが果たした役割の振り返りをしました。研修航海により学んだ知識、鍛えられた精神力、そして人間性の形成などは一生の宝物になると思います。今回の研修航海は、学生たちにとっては人生のLand Markになり、これからの活躍に役に立つことは間違いありません。
夕食後、イルカの大群やクジラが海上に現れて、研修生達の歓声が船上に響いていました。それは研修生達の日本への凱旋を歓迎しているようでした。
【14班コメント:萩谷絃希、五十嵐健人、萩谷龍成、高橋伸之介、梁川裕也、増井康晃、西口大嗣】
今日は研修学生帰国報告書を提出する日でした。研修学生はこの研修航海での出来事を団役員の先生に添削してもらいながら皆それぞれ自分が何を学び、どのように成長したのかを報告書にまとめました。
また、今日14班は最後の食事当番でした。始めは何をすればいいかわからなかった食事当番でしたが、今回は周りと協力しながらすばやく準備片付けを行うことが出来ました。
夕食後、沢山のイルカが見えました。小笠原諸島付近を走っている望星丸の間近まで寄ってきて、数匹が一斉にジャンする姿は圧巻でした。さらに日没後、一匹のクジラが見ることができました。潮吹きする瞬間と、潜る前の尾ビレがはっきりと見えたのはとても良い思い出になりました。
この研修航海も数日を残して終了となります。残された時間を研修航海で出会った人たちと全力で楽しんでいきたいです。
14班集合写真
デッキでのんびりする学生たち
後部甲板でそれぞれの時間を過ごす学生たち
報告書を作成する学生たち
報告書を確認する団役員