航海日誌
02/26(火)
【団役員コメント:吉田 一也】
望星丸はサモア独立国アピア港に3月7日午前9時の入港に向け、約14Kノットの速度で順調に航行しています。昨日はフリーディであったため、本日の朝点呼の出席率が低くなることが懸念されましたが、体調不良者4名をのぞき、朝点呼、体操に皆元気な顔で参加しました。
午前1の時間(9時から10時)には文学部文明学科の李賢京先生による洋上講座「宗教から多文化共生を考える」、午前2の時間(10時から11時まで)には現代教養センターの中村隆志先生による洋上講座「選挙は民主的?」が行われました。いずれもわかりやすい講義であり、専門分野を問わず全研修生が興味深く学ぶことができました。
午後1時から3時まで、研修学生、団役員合わせて80名が、望星丸乗組員の薮内甲板長氏からロープワークの技術について学びました。シングルシートベントやセーラーズクロスなど4つの作品製作実習が行われましたが、ロープワークの技術はなかなか難しく、航海工学科の練習学生によるサポートを受けながら参加者は技術の習得を図りました。
【9班コメント:藤原圭佑、寒河江祐斗、栗城祐輔、浦野琳太郎、安藤進吾、香取尚希、王連浴】
本日は午前中に李先生と中村先生による洋上講座、午後に希望者を募ってロープワークが行われました。李先生には宗教などの観点から多文化共生について講義をしていただきました。多文化共生は国籍、民族、文化、宗教等を対等な立場で関係を築くことが重要であり、講義の最後には多文化共生に配慮した理想的な大学のキャンパスをグループで考え、模造紙にまとめました。次の中村先生の講義では選挙は民主的であるかどうかを過去にさかのぼって事例を見ながら詳しく解説していただきました。
午後のロープワークでは、もやい結びと一重結び、本結び、セーラー結びを薮内甲板長と練習学生が丁寧に教えてくれました。その後の夕食はチーズインハンバーグが出たので、みんなとてもおいしそうに食べていました。夜の時間からは赤道祭の準備がはじまりました。先日のスポーツ大会がとても盛り上がったので、それに負けないように盛り上げていきたいと思います。
9班集合写真
洋上講座(中村先生)
洋上講座(李先生)
洋上講座(李先生)アクティブラーニング
薮内甲板長によるロープワーク講座