航海日誌
03/25(月)
【団役員コメント:戸田 裕子】
本日、研修45日目が終了し残り2日となりました。午前中は団長から研修学生に第50回研修航海の記念マグカップとタオルが配付された後、各生活班の副班長と荷物管理担当によって、下船前の団用品の棚卸作業が行われました。長い研修期間の過程で、数量が変わらなかった物品、減ってしまった物品、すっかりなくなってしまった物品など、細かな確認作業でしたが、担当する団用品BOXの中身を入念にチェックしていました。この研修団用品は次の第51回海外研修航海に引き継がれていきます。
午後の時間は夜のイベントに向けての準備時間に充てられ、18時半よりこの研修航海最後のイベント「Farewell Party Thank you 望星丸~We will meet again~」が盛大に開催されました。各種ゲーム、質問コーナー、動画鑑賞、各種表彰式、音楽部・パフォーマンス部による演目、全員による合唱など趣向をこらしたプログラムで、一緒に過ごしてきた仲間や自身を成長させてくれた研修航海への感謝の気持ち、苦かった、楽しかった思い出を共有し、帰港後にそれぞれが新たな航路に出航していく門出のパーティとなりました。
各生活班の班長より担当団役員に想いのこもった寄書きが手渡され、私自身、この研修航海で一番嬉しかったことであり、一番のお土産になりました。大事にしたいと思います。
【8班コメント:長田宏介、本田希紗、太田光彦、清水颯、杉山孝之介、中村隼樹、宮城龍之助】
今日は最後のイベントであるフェアウェルパーティーがありました。ジェスチャーゲームや各寄港地についてのクイズなどのゲームの他、今までの思い出を振り返る動画を流したり、それぞれにメッセージカードを配付して各々がコメントを書くといった中身の濃い内容でした。最後のイベントということで、会が進むとともに感情が高ぶってきたのか涙を流す人も増えていきました。47日間の長い期間を望星丸で共に過ごすことで、皆で親交を深めてきたため、あと2日でこの船を降りなくてはならないということがとてもつらく感じます。2月の雪の中を霞ヶ関ビルに集まった時は、ここまで皆結束して1つの大きなまとまりになるとは思ってもいませんでしたが、暑い太平洋の大海原を乗り越えて日本に帰ってきてみると、長く、しかし短い旅だったのだと感慨深く感じます。この航海に参加できたことは私たち研修生全員の財産になります。この航海を支援していただいた全ての方にこの感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました。
8班集合写真
荒木直行船長による開会あいさつ
合唱でパーティーの盛り上がりは最骨頂に
趣向を凝らした企画が行われたFWパーティー
涙ながらに閉会の辞を述べる学生長の小菅穂菜水さん