航海日誌
02/15(金)
【団役員コメント:吉田一也】
望星丸はイースター島に2月20日の午前9時入港に向け、約12.5Kノットの速度で順調に航行しています。昨日の21時に1時間の時差調整(21時が22時に)があったにも関わらず、研修生のほぼ全員が午前6時30分からの朝点呼、体操に元気な顔で参加しました。
しかし、船酔いや風邪等で体調を崩している団員が約10名出てきたことから、全研修団員の体調回復を願い、急遽本日15日のスケジュールを変更したしました。具体的には午前・午後に計画していた救命救急法の講義ならびに1班から6班までの研修生のための救命救急演習をとりやめ、午前中は自由研修、午後の2コマにはスポーツ大会準備の時間といたしました。
また、2月22日9時に予定されていたイースター島出港の件ですが、サモア独立国アピアまでは遠距離であること、潮の流れ、燃費、時化等を考慮し、出港日時を半日繰り上げ、2月21日の18時から21時の間に出港する旨の許可をいただくため、第50回海外研修航海実行委員会及び船舶運航課に連絡をとりました。
【4班コメント:中出古都、河野瑞季、佐藤真衣、柴田優衣、青木秀香里、岡田萌、石井百合】
今日は七日目。だいぶ船の揺れにも慣れてきて、体調を崩していた班のメンバーもご飯が食べられるようになり、外に出られるまでに回復しました。今日は予定されていたBLS講習が延期となり、ここまでの疲れを取る為の自由時間になったため、4班はほとんど全員が午前中に睡眠をとりながらゆっくり過ごしました。昼食後にはみんなで外へ出て写真をとりました。後部デッキは揺れが少なくて落ち着いているので、気持ちいい風に当たりながら全員で楽しめたと思います。その後、空は分厚い雲に覆われて雨が降ってきたので、午後は行事のミーティングに参加する人、航海工学科の練習学生と交流する人、部屋でゆっくり過ごす人など、それぞれの時間を楽しみました。
これからたくさんの講義や行事が始まるので、ひとつひとつ真剣に楽しんで参加し、もっと色々な人と交流を深めてイースター島に上陸するまでの船内生活を楽しみたいと思います。
4班集合写真
後部甲板にて
午後から激しいスコールに見舞われる
最初の行事であるスポーツ大会のミーティング
船内で各々の時間を過ごす