航海日誌
03/07(木)
【団役員コメント:中村 隆志】
イースター島からの長い航海を経て、三つ目の寄港地であるアピアに入港しました。先日、上河内副船長から登舷礼のレクチャーを受けていたこともあり、一段と整然さの増した姿で登舷礼を行うことができました。
午前中には、青木大使とJICAの方々に講義をしていただきました。青木大使の講義では、サモア(ポリネシア地域)と日本の深いつながりや、現在のサモア情勢についてお話いただきました。JICAの方々の講義では、JICAに加入した経緯、これまでの活動内容(水泳指導、理科教育)、サモアの人々との触れ合い、活動に参加したことの意義についてお話いただきました。普段聞くことのできない貴重なお話に対して、学生からは様々な質問が寄せられ、有意義な講義になりました。
午後からのグループ別計画研修では、船内での生活班とは別に、学生たちが自主的に組んだグループで思い思いに観光を楽しんでいました。気温・湿度は高かったですが、幸い雨も降らず天候は安定していました。久しぶりに陸地での活動となりましたので、学生たちのリフレッシュした姿を見ることができました。
【13班コメント:平野悦生ルカ、結石将太、仲宗根智弥、卯花航己、雨宮哲也、山本智樹、池田英樹】
今日は約2週間ぶりにサモア独立国アピア港に入港しました。入港時には、過日に船内で上河内副船長に指導を受けた登舷礼を実践しました。入港手続きをした後には、サモア独立国日本大使館の青木伸也大使と青年海外協力隊の西山さんと松川さんによる大変貴重なお話を聞きました。サモアの魅力を知り、今からグループ別計画研修をするのがとても楽しみと感じました。
昼食をはさんで私たちは望星丸を下船し、アピアに上陸して望星丸の前で全体集合写真を撮りました。皆いい笑顔だったと思います。撮影後は、待ちに待ったアピアでのグループ別計画研修です。私たちの班は主にアピア市内を探索しました。アピアの人々の明るさやマイペースなところが多く見られ、お店では店員の方と楽しく会話しました。夜ご飯は事前調査発表で紹介された「カレ」を食べました。日本のカレーと違い、それほど辛くはなくかなりマイドルな味でした。食べ終わる頃には外は薄暗くなり、のんびりと海を眺めながら望星丸に戻りました。今日はアピア入港で全てが目新しいことがあり、とても濃厚な1日でした。
13班集合写真
グループ別計画研修の一コマ
青木駐サモア大使による講演
登舷礼
望星丸の前での集合写真